当院は令和2年4月17日より、5月6日までの予定で休診とさせて頂いています。平素より、当院ご利用の患者様には御迷惑をおかけしており誠に申し訳ございません。
4月7日、特措法に基づく緊急事態宣言が発令され不要不急の外出自粛が求められていますが、病院受診は不要不急にあたらず医療機関は休業要請を受けていません、にもかかわらず、今回当院は休診を決断しました。その一番の理由は、クリニックを開ける以上はある程度の数の患者様に来院していただかないと経営が成り立ちません。しかし当院、リハビリテーションクリニックという性格上、どうしても患者様とスタッフ間での濃厚接触を避ける事ができず当院が診療を続ければ、続けるほど皆様の感染リスクを上げてしまうことになります。高齢で持病をお持ちの患者様が多く利用される当院にとって、院内でクラスターを作ることは絶対に避けなければいけません。そういう理由で、今回苦渋の決断をさせて頂きました。
5月7日からの再開に向けて、どうすれば感染リスクを軽減し診療を続けることができるか、現在準備を進めています。一つは血液抗体検査を取り入れることで、スタッフが感染源となる院内感染を防ぐ事、さらにリハビリを受けてもらう患者様にも同検査を受けてもらうことによって、安心安全にリハビリが続けられればと考えています。又、現在長時間のリハビリと診察に行っている予約制を短時間のリハビリにも行い完全予約制にすることで、院内に存在する人数を制限し、高密度にならないように調整する事ができそうです。
患者様には、ご迷惑をお掛けしますが、この緊急事態宣言期間中、できるだけ外出を控えて頂き新型コロナウイルスに感染する事なく、健康にお過ごしください。当院再開後に、ふたたび当院でのリハビリテーションを利用して頂けると幸いです。

医療法人清香会 理事長
南新宿整形外科リハビリテーションクリニック 院長
橋本三四郎

南新宿整形外科リハビリテーションクリニック